曼珠沙華腰巻の美術世界
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和田千秋さんおHPから。
内藤修子展
1225:和田千秋 (2013年10月04日 (金) 18時52分)
長崎在住の作家・内藤修子さんの個展(於:アートスペース獏、6日迄)。
サブタイトルは「昭和哀燐・花嫁の数程喪服は在る」というもの。婚礼衣装や喪服を着た、等身大の人形などからなるインスタレーション。
サブタイトルからすると、家父長制からなる、家制度に嫁いだ昭和の女性の哀しみをテーマにした作品なのだろう。しかし政治的なテーマとは違って、受ける印象はどろどろとしたもので、例えば山下菊二のような、土着的、民話的なシュールレアリズムといった感じがした。
山下菊二が晩年に、狭山事件や昭和天皇をテーマとして扱ったように、シュールと政治性は分離したものではない。内藤さんの作品の本質も、こちらの方にあるのではなかろうか。
内藤修子展
1225:和田千秋 (2013年10月04日 (金) 18時52分)
長崎在住の作家・内藤修子さんの個展(於:アートスペース獏、6日迄)。
サブタイトルは「昭和哀燐・花嫁の数程喪服は在る」というもの。婚礼衣装や喪服を着た、等身大の人形などからなるインスタレーション。
サブタイトルからすると、家父長制からなる、家制度に嫁いだ昭和の女性の哀しみをテーマにした作品なのだろう。しかし政治的なテーマとは違って、受ける印象はどろどろとしたもので、例えば山下菊二のような、土着的、民話的なシュールレアリズムといった感じがした。
山下菊二が晩年に、狭山事件や昭和天皇をテーマとして扱ったように、シュールと政治性は分離したものではない。内藤さんの作品の本質も、こちらの方にあるのではなかろうか。
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