曼珠沙華腰巻の美術世界
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椎の実を舌が切れるまで喰う。
2点の作品
庭に夏みかんの木がありました。
その木には棕櫚縄で作ったブランコがさがっていました。
ブランコの上には古座布団がかけて有りました。
私は一日中、その庭で、過ごすのです。
ブランコにゆられて、山桃を喰う
舌は紫色、それでも食べ続けます。
種はそこらにプッ
夏みかんは花が咲き
やがて実になり
陽のあたる臼の上には籠に入れた茶碗
保育園も幼稚園も近くにないので、行きません。
やがて、
夏みかんの木は切り倒され、臼だけが庭の片隅に。
庭には子どもの声も聞こえなくなりました。
写真
間展 作品 (部分)
タイトル:「椎の実を舌が切れても喰う」(4歳の私)
大きさ:25×18(cm)
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