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曼珠沙華腰巻の美術世界
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日韓作家展(2008年8月1日~14日)
2008/05/20 内藤修子

画歴
・1987年より個展15回
・2000年INXギャラリー(広島市)
・2003年・2005年・2007年 アートスペース獏(福岡市)
・コクラヤギャラリー・KTNギャラリー・タイピント画廊(長崎市)
グループ出品展
・ ながさき8・9平和展・骰展・現代美術ima展・韓日作家展(大邱)
・ パフォーマンス・ワークショップ(ポートランド・カンボジア・韓国)

コメント
今、この世に在る人の命は、誰一人として100年はこの地にはない。
人の幸は儚い。生命の長さと幸せは、決して比例するものではないが「今日、お前が無駄に過ごした一日は、昨日死んだあいつが死ぬほど生きたかった一日だ」その言葉が脳裏に残る。次々に押寄せるアジアの災難に息をのむ。100年も生きられない者達が何処へ行こうというのか、人は本当の幸を考えなくてならない。「百年経ったら帰っておいで」と独り言を呟き制作をする。

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第13回長崎アンデパンダン展
平成20年5月27日(火)~6月1日(日)
タイトル: 日本 昭和心中
大きさ:  120×400×30(cm)
作品概念: 昭和の時代を、日の丸をとおして浮き上がらせてみようと思う。日本の歴史のなかで、昭和の時代こそ、日の丸の意味するものが、これほどまでに日本人に意識されたことがあっただろうか。戦争中、どの家の中にもあった国旗、それさえ、今は無い家の方が多くなっている。日の丸と共に、忌まわしい戦争という昭和の出来事を葬る意味でも「日本 昭和心中」として、家族と国家を再確認してみた。








アトリエM展3月4日~9日
場所:長崎県民ギャラリー
「墓標の記憶」百年経ったら帰っておいで   

長崎県美術館はこの地に百年あるのでしょうか。それは百年経つと、今ここに命在る者が一人として存在していないことにも繋がります。私たちは今、同じ地に立っていますが、血縁による先人たちにより、この地に立たされているという意識をもったことはありませんか。その意識で見ると、この美術館の運河も樹木も光さえも愛おしくなってきます。この機会にこの美術館で、記憶の中の血縁を後世へつなげてみませんか。
記憶の中に残る古い血縁― ― あなたの名前― ― 若年の血縁

★「あなたの記憶の中で、一番古い血縁の方の名前を書いて下さい。
現在、あなたの血縁で一番若い方の名前を書いて下さい。」

*記憶に残る血縁
名前だけ知っている。見たことがない人。あるいは墓標で見た。思い出せないので父、母を。叔父、叔母、祖母、祖父、曾祖母、曾祖父の血縁の名前
*若年の血縁 孫、妹、弟、従姉妹の子など血縁の名前

下記の内容で大中尾棚田で開催しました。
同じコンセプトで続けています。
2008年1月20日~2月3日(終了) 2008美術展[ima]長崎
「墓標の記憶」百年経ったら帰っておいで
大中尾棚田アートに参加、47mの白い布に書きます。
300m離れた畦道からは、写経のように・・千人針のように・・
見る方で、それぞれの思いで、見てもらえたらいいと思いながら。

●コンセプト:私の中の過去の記憶は何処から始まり、何処へ流れて行くのだろうか。人は、百年は生きられない、今、この地に生ある者は全て百年後には、灰となり土になっている。この奥深い外海の大中尾地区は、百年の月日など簡単に、のみ込んでしまいそうな世界である。今在る生命を大切に生きたい。それは、記憶の名前を書くという行為で、過去に生きていた人物の生きた証のような気持ちになる。やがて全ての今命有る者が、この世を去る時、支えて命の賛歌を歌ってくれるのはこの大自然だけかもしれない。
   あなたはそして気がつくでしょう。
百年間という年月が人間に訴えて来たものを。
  
 2008/02/23 naitou shuko 内藤修子

墓標の記憶




墓標の記憶
2008/1/26/17時松明点灯式(田上市長と地元の小学生) 大中尾棚田地区の方による松明灯しと作品のコラボレーション



http://www.ne.jp/asahi/nagasaki/mdn/kigamuku/kigamuk6.html墓標の記憶



墓標の記憶



2008年1月20日から2月3日 (1)                              
美術展2008[ima]長崎
「墓標の記憶」
百年経ったら帰っておいで    
                        

大中尾棚田アートに参加、30mの白い布に書きます。
300m離れた畦道からは、写経のように・・千人針のように・・
赤い十字架のように見えるのは、血縁、ご先祖と今生きる者を繋ぐ血縁の流れにも似ています。赤い十字架に見える人、或いは血縁に見える人。
鑑賞される方で、自分のそれぞれの思いで、きっと違って映る事でしょう。

コンセプト:私たち心の中の、過去の記憶は何処から始まり、何処へ流れて行くのだろうか。
● 故郷のことを語ってみようではありませんか。
人は、100年は生きられない、今、この地に生ある者は全て100年後には、灰となり土になっている。
この奥深い外海の大中尾地区は、100年の月日など簡単に、のみ込んでしまいそうな世界がある。それ程に雄大で全ての人をつつんでくれる。
今在る生命を大切に生きたい。それは何も人ばかりではない。木も林も
森も神社もお墓も小川も・・・万物が愛おしいものに思えます。

記憶の中で、最も古い血縁の人を思い出してみよう。
そして、その方の名前を書いてみよう。
ご先祖の名前を書くという行為で、現実に過去に生きていた人と今、生きている自分の存在を結び付けるものは、「血縁」であることに、改めて気づくことでしょう。
書く事で、過去の人が、この世に生きた証のような気持ちにもなり確認作業へと行為が進むことでしょう。
やがて全ての、今、命有る者が、この世を去る時、支えて命の賛歌を歌ってくれるのはこの大自然だけかもしれない。

(2)



「100年経ったら帰っておいで」
そして、あなたは気がつくでしょう。
たった独りでこの大地に立っていないことを。
例え、独りで今、この地に来たとしても、川や土手や、この棚田が、やさしく包んでくれることでしょう。

・ ・古い血縁の生の日と若年の血縁まで100年間が有ることを。
この棚田のこの地が「100年経っても、今のままで迎えてくれることをしることでしょう・教えてくれることでしょう。」


記憶の中に残る古い血縁― ―あなたの名前― ― 若年の血縁
例      林田孫一 ・・・ 内藤修子  ・・・長谷咲月


① 10月から合う人たちに、書いて頂きました。今日までに120人集まりました。
② 会場にて、出会える方にも書いて頂こうと思います。
③ 1月19日10時から、設定から作品展示を含ませて、その行為そのものを、同時にパフォーマンスをします。布に名前を書き込んでいきます。
④ 名前の書き込みは、期間中は毎日予定しています。
⑤ 書いた布は土で汚れたり、風雨に当たっても、永遠に残ります。



美術展2008[ima]長崎

期間2008年1月20日(日)~2月3日(日)
会場 ・長崎ブリックホール(長崎市茂里町)*109人
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/brick/
作品展のできるスペースじゃないのですが、それを使うのも楽しいと思います。

   ・遠藤周作記念館(長崎市出津町)  * 31人
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/endou/index.html
   ・大中尾棚田(長崎市神浦下大中尾地区)* 8人
http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/syun/0709/sy_709_070926.htm

出品者の主な県:長崎・福岡・大分・宮崎・熊本・沖縄 その他

主催長崎現代美術実行委員会
問い合わせ先長崎現代美術実行委員会事務局(長崎市文化振興課内)
長崎市ブリックホールF4 TEL:095-842-3782
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