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曼珠沙華腰巻の美術世界
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骰展(PSY-TEN)2009
長崎県美術館県民ギャラりー2009年2月24日~3月1日
内藤修子「どてら 千々石心中」
どてら・・作品制作・・・それは7年前にはじまっていた。

千々石の生家、100年続いたその家は解体の方向へと流れた。
 3代続いたその家の古い箪笥長持から「どてら」が出てきた。
古布の趣の良さ、つぎはぎの見事な深さ、針と糸に、血縁が偲ばれた。
作品にしたいとあたためていた。
2007年アートスペース獏の個展からはじめている「100年経ったら帰っておいで」と合わせて展開して、昭和時代への「装置」として制作する内に、その時代の「力強さ」「懸命」を感じた。

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