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曼珠沙華腰巻の美術世界
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長崎県美術館1F<116点> アンデパンダン展

「黒の舟歌」
『空飛ぶ愛の絨毯 』の上で:天界・それは海、さ迷った二艘の小舟は、自分自身の有る場所、居場所を感じ取り,静かに定位置に有った。


その後
■「空飛ぶ愛の絨毯」は「・・・愛の絨毯」のまま、日韓展」:韓国テグアートピア展。
■「黒の舟歌」は「長崎・黒の舟唄」となり、「ながさき海美術展」
・・・・と、二つの斜頚へと別れて行くのです。




■ながさき海の美術展出品作品
 ①長崎黒の舟歌
 ②長崎昭和舟歌
②写真 

「空飛ぶ愛の絨毯」部分
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「お龍さんと月琴」モニューメント
彫刻家 松田安生
デザイン 内藤修子
タイトル 内藤修子



龍馬の妻 お龍像完成 長崎地方法務局で除幕式
 幕末の志士、坂本龍馬の妻、お龍の像が長崎市万才町の長崎地方法務局に完成し、14日、除幕式が行われた。田上富久市長らが完成を祝った。
 同局は、お龍が身を寄せ、月琴を習ったという逸話が残る小曽根亭跡にあたる。

 同市が昨年、安政の開港150周年を記念し、幕末の長崎や、志士の魅力などを表現するモニュメントのデザインを公募。全国から56作品の応募があり、同市滑石3、美術講師内藤修子さん(60)がデザインした「お龍さんと月琴」が選ばれた。

 内藤さんのデザインを元に、彫刻家の松田安生さんが制作。松田さんはまげや月琴を奏でる指など、時代背景などを考証しながら、お龍の人柄を忠実に表現することに苦心したという。

 内藤さんは「お龍の、芯の強さや、けなげさなどをうまく表現できた。地元のみなさんに像を愛していただけたら」と話した。

3/16 読売新聞



椎の実を舌が切れるまで喰う。

  2点の作品

庭に夏みかんの木がありました。
その木には棕櫚縄で作ったブランコがさがっていました。
 ブランコの上には古座布団がかけて有りました。

 私は一日中、その庭で、過ごすのです。

ブランコにゆられて、山桃を喰う
舌は紫色、それでも食べ続けます。
種はそこらにプッ

夏みかんは花が咲き
やがて実になり

陽のあたる臼の上には籠に入れた茶碗

保育園も幼稚園も近くにないので、行きません。

やがて、
夏みかんの木は切り倒され、臼だけが庭の片隅に。
庭には子どもの声も聞こえなくなりました。

写真
間展 作品 (部分)
タイトル:「椎の実を舌が切れても喰う」(4歳の私)
大きさ:25×18(cm)

 


一家一展
東京銀座会場から奈留島へ絵画が展示される。
東京銀座で展覧会を終えた後、奈留島で絵画展を開催中です。
奈留島の何処かに展示してあります。
ご覧下さい。
http://asginza.jugem.jp/?eid=113
奈留島会場:2010年1月31日~3月31日


長崎新聞2009/11/5
時を継ぐモノ 
   長崎の作家たち
          -12


「 どてら昭和心中」。内藤
修子さんが10月、福岡市内の
老舗ギャラリー「アートスペー
ス獏」 で開いた個展のタイ
トルだ。福岡は学生時代と、結
婚後の一時期を過ごしたなじ
みのある土地。同ギャラリー
には、飲食を利用する福岡市
民をはじめ、福岡を代表する
美術作家らが訪れる。長崎に
はない玉石混交の刺激を求め、
毎年、福岡での個展に挑む。
 「どてら昭和心中」とは、
昭和時代に生まれた自身が、
命のつながりを表現する場と
して名付けた。照明を落とし
た会場は、どてら、てるてる
坊主、風呂敷包み、座布団が
随所に並べられて、郷愁や時代
錯覚とは違う、壮厳な雰囲気
が漂う。内藤さんならではの
インスタレーション作品。
 壁面全体には、227人の
名前が書かれた壁紙を張っ
た。以前、個展会場に来た人
に、各自記憶に残る3世代の
名前を書いてもらった証し。
見るだけではなく、名前を書く
という行為を通して、連なる
命について思いをはせてもら
うことを狙いだった。その行
為を生かすと同時に、意味に
ついて再び問い掛けるため、
作品と併せて展示した。
 ”昭和時代” の事物が混在
する個展空間。だが、通奏低音
としてあるのは、命のメッ
セージだ。
 10月19日。開幕日の昼すぎ、
内藤さんは、来場者が見守る
中、会場で、「おにぎりパフォ
ーマンス」を始めた。正座を
し、ご飯を握った。
 平たい丸い「おにぎり」は、
幼いころ見たお通夜で出さ
れた形。死んだ人と別れる夜、
「おにぎり」を通して、自然
と会話が生まれる光景が不思
議に思えたという。個展会場
は、その当時の感覚を再現す
るための場でもある。
 千々石町出身。小学生のこ
ろから絵を描くことが好き
で、県立小浜高出は、美術同
好会を立ち上げた。転機は17
歳の時、兄が転落死したこと
だった。この時に感じた「悲
しみ」は今も癒えることなく、
美術に寄り添い続ける理由の
一つとなっている。
 結婚後、子育ての傍ら、子
どものための造形教室や人形
教室を開催。教えながら子連
れで地元の油彩教室に通い、
デッサンなど基礎表現を磨い
た。
 夫の赴任地でも、旺盛な好
奇心と行動力で、美術活動を
こつこつと続けた。インスタ
レーション、絵画、オブジェ、
人形など、表現方法は多様だ。
 中でも、油彩画においる人物
表現には定評がある。200
6年、福岡県の田川市美術館
が主催する美術公募展「第15
回英展」で油彩画「昭和血縁
ノ哀隣」が入賞。「昭和」と
いう時代を象徴する場面とし
て、戦争で日本に残された家
族の肖像画を描いた。
 いつか、人々の記憶の隅に追
いやられてしまうのであるかも
しれない「昭和」の原風景。
その危機感が兄の死ととも
に、内藤作品の原点となって
いる。


美術家
内藤修子

ないとう・しゅうこ 1949年南高千々石町(現在雲仙市)生まれ。70年結婚後、諫早市などで子ども造形教室、人形教室を開講。94~99年・福岡市内で仏壇シリーズ「故郷を出た女」個展。98年、第5回長崎新美術展入賞。個展グループ展多数。現在、長崎市内保育園非常勤保育士、長崎歯科衛星専門学校美術講師。同市在住。

長崎さるく:龍馬や幕末関連4史跡、モニュメントデザイン決まる 

長崎を「さるいて」親しめる像に

 長崎市などでつくる「さるく観光幕末編推進委員会」(会長・松藤悟長崎商工会議所会頭)が、来年放送のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を前に、坂本龍馬や幕末関連の史跡4カ所に設けるモニュメントのデザインがこのほど決まった。推進委が全国から公募した中から選び、20日に市役所で授賞式を開いた。モニュメントは今年度中に設置する。

 推進委はまち歩き観光の新たな名所を掘り起こすため、4~6月に市内の史跡に設置するモニュメントを公募。全国から56点の応募があった。この中から選ばれた優秀賞2点、入選2点を実際にモニュメントにする。

 優秀賞の一つは、龍馬の妻お龍を世話した豪商・小曽根家宅跡に設ける「月琴とお龍さん」=長崎市の美術講師、内藤修子さん(60)デザイン。もう一つは、日本の活版印刷創始者、本木昌造の「新町活版所」跡に設ける、実際に使われた鉛製活字を透明のアクリル樹脂に埋め込むモニュメント=同市のデザイナー、吉田隆さん(50)デザイン。

 入選は、岩崎弥太郎の商社「土佐商会」跡には海援隊旗と土佐藩船「夕顔丸」の像。上野彦馬の「上野撮影局」跡には、龍馬を撮影した際に使用した台と、当時のカメラをデザインしたモニュメントを設置する。

 4カ所のモニュメント設置費は1000万円の見込み。内藤さんは「長崎を『さるいて』親しんでもらえる像にしたい」と話していた。


10/21 毎日新聞
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